和泉寺(わせんじ)から大山寺(たいさんじ)までの約5キロのコースです。
観音さんをお参りしながら趣のある里山ウオークはいかがですか?


ここに33体の観音像が置かれたのは江戸時代後期と推定されます。
これまで25体の観音様が確認されていますが
未確認の8体は果樹園の造成工事や大水、土砂崩れで流失したものと思われます。




石標に

と刻まれています。


Google earth

所要時間: 和泉寺→大山寺 のんびりペースで 約2時間半〜3時間
登山レベルは「中級」で谷道・尾根道・巻道と変化に富んだコースです。

初めて歩かれる方は地形図をプリントしてお持ち下さい。
入山の際は体調を整え、余裕をもって無理のない安全登山を心がけてください。

コースの断面図

カシミール3D 眺望図
和泉寺
本堂前に33番観音があります。

少し増水しても渡渉が難しかった
泉谷川でしたが写真のように
仮橋が完成しました。


 ちょっと寄り道・・・橋を渡るとすぐ左折し「青ノ洞門」を見学します。 
上板町の文化財 手堀りの水路

観音道ご意見箱を設置してます。
ご意見を記入していただく「ノート」
・「地図」・「杖」
「お接待の品物」などが入っています。
大山道・道標

地元の方はこの道標を「善光寺さん」と
呼んでお祀りしています。

馬木谷の堰堤
:イノシシ脅しの電線には触れないでください!
29番観音を過ぎると
水路沿いに竹林を進みます。
28番からは谷筋を25番まで詰めます。
25番観音
綺麗な巻道
23番観音

この辺りから眺めがよくなります。

雲早山・高城山・一の森・剣山・黒笠山・矢筈山・烏帽子山など徳島の名峰が望めます。
山座同定は山歩きの楽しみの一つです。見晴台に鳥瞰図を設置。


21番観音
20番観音

観音様に手を合わせ、また昔ここを往き来した人々に
思いを馳せての古道歩きはピークを目指す山歩きとは
違った楽しさを味わうことができます。
子育て地蔵

とても穏やかなお顔で癒されます。

観音道のほぼ中間に位置します。
「頑張って登ってきたね。お疲れさま。」
と声をかけてくれているようです。
一度、果樹園横の車道に出てから
再び山道に入ります。

ここからは大山寺まで巻道が続き
標高差はほとんどありません。
樹海の中を観音道が通ってます。
道を外さないように大山寺へ向かいます。
渡渉ヵ所が多いので気を付けます。
11番観音

落ち葉の上をザクザク、
冬の陽だまり山行に最適かもしれません。
10番観音
9番観音
沢の中にあります。
7番観音

この周辺は笹原と呼ばれていて
昔、大山寺はここにありましたが

巨大台風による山津波で寺が倒壊しました。
その後、弘法大師により現在の地に移されたそうです。
4番観音
所々に墨で書かれた道しるべがあります。
1番観音

ここから尾根をまっすぐ上ると
大山頂上・黒岩大権現

大山頂上部は
黒岩大権現にちなんで
黒岩さんと呼ばれています。


一等三角点と天測点があります。
1番観音(470m)〜大山頂上(691m)
所要時間約30分

大山寺
(たいさんじ)
四国別格霊場・四国不動霊場

地元では大山さん(おおやまさん)と親しみを込めて呼ばれています。

大山寺本堂

 大山寺は阿讃山脈東部の大山の中腹にあり、千四百五十余年前に開かれました阿波仏法最初の寺院です。後に、弘法大師阿波入国のみぎりに、密教道場に最適の場所として山号を仏王山とされ、印度の須弥山にちなんで大山寺と名づけられて、西方笹原にあった当山を現地に移転し、諸堂を整えられると共に、恩師恵果和尚より授かった千手観世音菩薩を奉安し、当山を拠点に四国霊場を開創されました。
 寿永三年、源義経公は屋島合戦の折り、奥の院の黒岩山太郎坊をたずね勝利を祈願し、戦勝後に三宝荒神像、初音のつづみ、愛馬「薄雪」などを寄進、髪懸堂一宇を建立し、本尊の御加護にむくわれました。元仁元年には土御門上皇も御登嶺になって、祈願所と定められ、寛喜年間には当山で上皇の病気平癒の大祈祷会を修しました。
 蜂須賀公の信仰も厚く、三代の忠英公は本尊の霊験に感謝するため諸堂の修理をして祈願所とし、供物料として山林田畑を寄進、七代の宗員公は武運長久と国家豊饒のため梵鐘を寄進された。現在の大師堂も藩主の命により文久三年(1863年)再建されたもので神変大菩薩・聖宝理源大師像も国守の寄進したものです。なお、一般庶民の尊崇も厚く、縁結びと開運祈願の寺として知られています。
 境内には、本堂・大師堂・緑の神王の他、三宝荒神王・山頂には行基菩薩や聖宝尊師が修行された、奥の院の波切不動尊・黒岩大権現堂があります。
 当寺出土の経筒は大治元年(一一二六)の文字が刻まれており重要文化財指定、境内の老桜・大楓・大杉・枝垂銀杏は町の天然記念物に、周囲一帯は阿波一二勝の一つに選ばれています。

年中行事
1月1〜3日 修正会
1月第3日曜日 本尊初会式(大般若・大護摩供)・力餅
節分より21日間 星祭り祈願祭
4月第1日曜日 縁結び祈願祭
5月5日(ささまつり) 厄病除け・病気平癒祈願会(笹酒授与)
土用の入りより1ヵ月間 夏祈祷
8月最終日曜日 奥の院黒岩山波切不動大祭
11月23日 三宝荒神大祭・全国信徒物故者慰霊法要

本  尊 千手観世音菩薩
開  山 西範僧都、(中興)弘法大師
宗  派 真言宗醍醐派、準別格本山

徳島県板野郡上板町神宅(かんやけ)大山14
電話:088-694-5525  FAX:088-694-6457

大山寺オフィシャル・ホームページはこちら

枝垂れ銀杏の葉が風に舞ってます。
黄色い絨毯のようです!
大山寺の紅葉
大師堂

観音道をゆっくり散策して
大山寺をお参りすると
ちょうどいい一日コースになります。
本堂正面の向拝を中心に
霊獣や植物模様彫刻が施されています。
木鼻の龍の迫力に圧倒されます。

平成23年1月26日、
大山寺本堂・大師堂・回廊・鐘楼門の4棟が
国の登録有形文化財に登録されました。
約400年続く歴史あるイベント
毎年1月の第三日曜日に
豪傑が集い大きな鏡餅を運ぶ
「力餅」が開催されます。


もみじ